潰れなかったハウスはどんなハウス?
今日は富士見町から茅野方面へお出かけしました。道々潰れたハウスが散見されます。富士見原村では700棟が潰れたとの事。
うちも3棟中2棟は無事でしたが何が良かったのかなと考えてみました。
A:自宅ハウス。22.2mmアーチが50cm間隔。補強パイプ(48.6mm径)あり。雪下ろし片側のみやった。築8ヶ月。
B:長坂無事ハウス。19mmアーチが50cm間隔。補強パイプ(48.6mm径)あり。築3年くらい。雪下ろしなし。
※(正確には測ってないけど)BはAよりも間口が狭く高さがあるためアーチのカーブが急峻。
C:長坂倒壊ハウス。19mmアーチが50cm間隔。補強パイプなし。築3年くらい。雪下ろしなし。
写真はBの無事だった長坂ハウス
うち以外の無事だったハウスも見て重要度を単棟ハウスに限って言えば
①間口と高さの縦横比。アーチが急峻だと補強パイプがなくても雪下ろししなくても大丈夫
②補強パイプがあれば時間が稼げる
③時間が稼げても間口が広いハウスは雪下ろしをしなければ潰れる
の、ような気がします。あと聞いた話だとビニールが3年以内かどうかでも雪の滑りが違うみたいです。
連棟ハウスは加温設備がないとダメですね。友人が「ビニール切って助かった連棟ハウスがあるよ」と教えてくれてなるほどその手があったか〜と気づいたけど,あのときはそんな事頭にチラリとも浮かばなかった。こういう対処法がイザというとき思いつくかどうかが経験値というものなんでしょうね。
友人はさらに「守りきった人たちは自信に満ちあふれてる」と言っていました。私も金土は主人がおらず一人きりだったので,その間ハウスを潰さずに雪を下ろしまくってハウスを潰さずに乗り切れた事はすごい自信になりました。主人に100回くらい「一人で乗り切ったよ!すごくない!?すごくない!?」と言い寄っていました。潰れたのもあるけど守りたかったハウスが守れて本当によかった。