雨と書類作成と給付金
雨が続いています
少々の雨ではへこたれずに屋外活動を強行している烏骨鶏たちも、二日連続の冷たい雨では「今日は小屋でけっこうです」と引きこもっています
と思ったら、私が小屋に入った途端みんな外に出てしまいました
昼間は出入り自由にしているからいつでも出れるんですが、そういう気分もわからなくもないです
私も今日は収穫と出荷を少ししたのち、書類整理に精を出しています
ここ何年か、新規就農者には気味の悪いほど潤沢な給付金が支給されています
私はまだ受給していませんが、面倒な書類をクリアして、それなりに真面目に農業をやればいただけるハズのお金です
ぶっ飛ばしたくなる💢ようなオイシイ話だと思います
はっきり言って、所得(売り上げではなくて)でその金額を得ようとしたらどれだけ大変か
標高900m前後のこの辺りの露地栽培では実際に出荷できるのが5月〜12月頭くらいなので、実質8ヶ月の稼働月に対して、毎月10数万円が所得として上乗せされることになります
所得ですから!売上じゃなくて!!
この政策についてはお金の無駄だとか、バラマキとか色々言われていますが、「いんや、私はそういうのいいんで✋」とキッパリ言えるほどの甲斐性はないので私も頂くつもりです
ただ、こんなバラマキ続くわけがないとも思っています
このお金を使わなくてもとりあえず生活が成り立つようにすることが第一
今、小さなお金をコツコツと、稼げるお金を稼ぐ、贅沢はしない、先々の農業経営に役立つような投資に使う
お金を使わずに済むように生きるというのも一つの経営スキルだと思います
というか、それが私のここ数年の人生のテーマでもあります
使えば使うほど、稼がなきゃいけないお金も増える
体も頭の中も、自分以外のことに使わないといけなくなる
というわけで、主人の実家からもらってきたリンゴの剪定木で暖をとりながら、リンゴをかじって、書類作成を進めることにします
ちなみに…
「リンゴの薪はいい匂いがする」
とかいう話も聞きますが、まったくそんなことはないです
燃えてる木からは木が燃えてる匂いしかしません