温床に初挑戦

昨年は温床を使わずに果菜類（ナス、ピーマン、トマト）の育苗をしてみましたが、やっぱり発芽までに時間がかかってしまい、木が育たないうちに夏が過ぎ、えられたはずであろう金額を頭の中で数えてしょんぼりしてしまいました。

今年は温床に初挑戦！

有機農家の温床と言えば？？

そう、踏み込み温床！

落ち葉や米ぬかを重ねて作る、発酵熱を利用した超エコな熱源ね

といいたいところですが、

• 確実に温度をコントロールすること
• 発芽を揃えたいので温度ムラが出にくいこと
• とにかく失敗したら夏の収入に大打撃

以上のことを勘案して農電ケーブルを使用した温床を作ることにしました

かかった金額　ーこれで９０cmx３６０cmの温床を作りましたー

• 農電ケーブル、３１m、２５０w、単相１００V。いつの時代か分からないくらいぼろい箱のものが１１８０円@JAファーム。あまり値引きされる性質のものではないのでついてました

日本ノーデン 農電ケーブル 単相100V 250W 31m 1-250

• サーモスタット　１８００円。主人が燻製作りの際に購入したもの。安すぎてすぐに壊れるのではと心配だけど、壊れたらまた買うw

デジタル 温度調節器 110V STC-1000 【並行輸入品】

• 温度モニター用ワイヤレス温度計。夜間に室内で温度をチェックできるので便利です。ちなみに屋外と温床の2カ所をチェックしています。農業以外にも便利に楽しく使えるのでオススメです。測るって楽しいです

A&D（エーアンドデイ） ワイヤレスマルチチャンネル温湿度計 AD-5662TT

• 塗装済みコンパネ１枚　カット含め１７００円
• もみ殻　ヌカロン２袋分　０円

田中産業 籾殻収納袋 ヌカロンDX(一般型) 両把手付

• 上にかけるビニール、毛布
• ダンポール

  所要時間

• 女一人で丸一日

まずは育苗ハウスの地面を掘ってコンパネで木枠を作って、

断熱材としてもみ殻を12cm敷き詰めて、

農電ケーブルをジグザグに設置して〜

土をかけたらたっぷりの水をかけてできあがりっ！

最初の断熱材と最後の水分が温床作りのポイントだとJAファームの店長さんに教えて頂きました

 ダンポールで トンネルを作ったらできあがり！

外気温0.6度で温床は18度キープできました。

温床とはいっても昼と夜の気温差がある程度ないと苗が軟弱になると聞きましたので、夜間の最低温度、18〜22度を目指します

サーモスタットの設定は

• 25度以上でオフ
• 18度以下でオン

外気温によりますがこれで大体18〜21度くらいキープできそうです

問題はこれで発芽するのかどうか！？

ナス、トマト、パプリカ、蒔いて数日経ってます

温床内の湿度が高すぎるのが心配ですが、しばらく様子見です