虫と農業と私②
11月中旬の標高900mといったら最低気温は5度を下回る日もあり、霜が降りる日もあります
だのに、レタスの葉を毛布代わりにヌクヌクと寝ているやつがいる
リーフレタスを外側からそーっとめくるとフンが
恐る恐るさらにめくると、、、
ヨトウムシ!
なんか毛足の長い毛虫!
全然かわいくない!
まだらな茶色に不気味な黒い筋、これがかわいいって人はいるんでしょうか
興味のある方は検索を、、、
勧めませんが、、、
一般のおたくのお台所でこの虫がコロンとでてきたらどうでしょう
悲鳴、パニック、恐怖、料理する気の消失、そしてトラウマ、、、
これがごく普通の反応だと思います
自分で出荷をするようになって気付いたことですが、
消費者から見たときの虫のリスクというのは二つあって、一つは
- 虫喰いがある
もう一つは
- 虫が混入している
買ったら袋の中にいた、レタスの外葉をめくったらいた
「虫喰いがあってもいいから安全な野菜がいい」
と
「虫がいてもいいから安全な野菜がいい」
の間には深い谷がある!!
研修から含めて3年、あまりにも虫がいることが普通になりすぎてそんなことに気がつかなくなっていました。
続くかもしれない。