宮崎学さんの講演会
私が借りている畑に隣接している地主さんの畑にはスイートコーンが何十本か植わっています
そして、私の畑に食べかすが捨て去られています
まぁキレイに食べるもんですね
しまいにはマルチの上にうんちをして帰っていったようです
ハクビシンは木の実が大好きだそうで、種がいっぱい入っています
一匹だったのかな?複数犯かな?
私はハクビシンを畑で見たことがありません
昼間はどこで何しているのでしょう
そんなことを思うのは、昨日念願の宮崎学さんの講演会に参加したからかも
すぐそこにいるのに人は気づかない、したたかにたくましく生きている動物たちを無人カメラで40年以上にわたって撮り続けている方です
一番印象的だったのはツキノワグマは木の健康診断をして弱っている木の樹皮を剥いでしまうこと
理由は、弱っている木は糖質が高まるのでその甘い樹液を舐めるため
そして、皮をはがずに縦に長い傷だけをつけるクマもいること
宮崎さんの推測ではその傷に水がたまり、アリが食い、痛み、長い年月ののち"うろ"となり、未来のツキノワグマが冬眠するのに使われているのではないかとのこと
獣害にももちろん困りますが、動物のしたたかさ、賢さに興奮しました
面白かったというより興奮しました
森の探偵という言葉がぴったり!
見る目がついたら八ヶ岳の森暮らしなんて楽しくてたまらなくなりそう
私の獣害対策は
- 絶対やられる作物にはワイヤーメッシュと緑の目の細かいネット
- 囲わない畑には動物に狙われない作物だけを植える(オクラ、トマト、人参など)
全部を守ろうとするより、何の作物は対策が必要か、誰が狙うのか、どの時期にやられるのかを考えて、最小限の努力で最大の効果を得られるようにと考えています
もっと近くにいる動物のこと、知りたいなぁ!